是非、間宮兄弟とのひと時を。【恋愛小説】

それでいて、読み終えてみたら「恋愛小説」なんだよね。

声しかわからない「一年後の彼」に恋してしまった私、この恋は実るのか。

片想いの平野さんの心境が切ない。

そこがいい。

男っていうのは、相手の知らないところで密かに尽くすんだ。

恋愛小説なんてめったに読まないんだけど、これはアリだな。

「なむなむ」ってのが可愛かったねえ。

同じ京都ということで万城目の「ホルモー」と森見の「夜は短し」はよく比べられると思うのだが、私は森見の「夜は短し」の方が良かったね。

シンタの本当の気持ちが、奇跡的な出来事によって 徐々に明らかになります。

そして同じ後悔はしたくないとある行動を起こす 奈帆。

ファンタジーの要素が強いですが、純粋な恋愛小説としてさらりと 読める作品でした。

私は、 恋愛 小説 はあまり好きではありませんが、 恋愛 小説 の背景は好きです。

同じ背景で 青春小説 や ミステリ をやってくれたら喜び勇んで読むと思います。

だって、お 砂糖 は脳にいいのよ。

だから朝にそれを摂ることは理にかなっているの。

普通の恋愛小説を読まずにこのクラシックって書かれたこの本を読むからには 数々の名曲との結びつきや、それがその曲の中にどのように現れているか? ここら辺をもっと深く掘り下げて欲しかった気がします。

間宮兄弟 恋愛小説の騎手のように言われる江國さんですが、私はこの作品や『ホリーガーデン』『神様のボート』のように、恋愛を真ん中に置くのではなく、兄弟や友情や親子の関係を描くときに絡んでくる恋愛を描く才能に本当に長けた方だと思います。

 
 

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